高い技術を持ったメキシコの職人たちによってその仕事は為されています。
柔らかな牛革に濡れたタオルを押し当て、下書きもなく直接柄をCARVE（彫って）していくことで
一枚のレザーにメキシコの伝統的な草花が描かれていきます。
そしてCARVEしたレザーを一つ一つハンドステッチで繋ぎ、バッグを作り上げていきます。
一点当たりに費やされた時間や、それを可能にする希少な技術が
一つ一つにプライドのある顔立ちを与え、その価値観を語ります。
そんなCarving Tribesの職人技の一部をご紹介致します。
通常このような技法は、彫りやすく硬い革、
主に馬革に施されることが多いのですが
レディースのバッグに使用することを踏まえ、
牛革を使用していることも拘りです。
牛革なので軽く、さらに質感も柔らかく
なじみやすいのが特徴ですが、
その為技術はより高度になり、
対応できる職人も限られています。
最終縫製にいたるまで
すべて職人の手作業で作り上げられるため、
一度に大量生産は出来ません。
ですが、その一つ一つに私たちの思いと
職人の技術が込められています。
そして手にして頂く方によってまた、
新たな表情を生み出していきます。